湯浅竜起先生のお歌
川床の石冴え冴えし纏き走る瀬川の水は白くたぎちて
海峡をおしくだる潮せめぎ合い高波となり走る早しも
コスモスの大群落の夕闇に仄けく浮きて花は揺れつつ
瀬の音の続く谷間の静けさに川下遠く河鹿鳴くなり
石狩の砂の河原に風寒し風紋しるく條目たちいて
葉ごもりに冬の小鳥ら声鳴かず枝移りせる山のかそけさ
上手には滝の音鳴り下手には瀬音こもらう山のかそけさ
川床の石冴え冴えし纏き走る瀬川の水は白くたぎちて
海峡をおしくだる潮せめぎ合い高波となり走る早しも
コスモスの大群落の夕闇に仄けく浮きて花は揺れつつ
瀬の音の続く谷間の静けさに川下遠く河鹿鳴くなり
石狩の砂の河原に風寒し風紋しるく條目たちいて
葉ごもりに冬の小鳥ら声鳴かず枝移りせる山のかそけさ
上手には滝の音鳴り下手には瀬音こもらう山のかそけさ
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