かにかくに祇園は恋し寝(ぬ)るときも枕のしたを水のながるる
吉井 勇
先生の鑑賞
(前略)祇園の良さに心惹かれて、今夜もまたこうしてきて一夜を泊まることにしてみると、寝るときにも潺湲(せんかん)(さらさらと水の流れる音)として心を誘うような水の音がきこえてくるのです。
やさしく軽やかに、ことば親しく語りかけてくるようなせせらぎの音が、耳にこころよくひびいてまいります。
それがまた一層祇園の情趣を勇になつかしくかきたてるのです。(以下略)
僕なりの鑑賞
祇園がお好きなんでしょうね・・・・・。
そばにせせらぎが流れていて・・・・・。
何とも言えない風情なんでしょうね・・・・・。