木下利玄 僕なりの鑑賞

物かげに怖ち”し目高のにげさまにささ濁りする春の水哉


見透しの田舎料理屋昼しづか桃咲く庭に番傘を干す

                   木下利玄


メダカが素早く逃げるとき、底の泥を少し巻き上げるのは、もう田植えの終わった田んぼなのかもしれませんね。

きっと晴れているんでしょうね。

僕もこういう情景を見るのは好きです。

同感ですね。


これは、外から見ているのか、それとも客として中から庭を見ているのか・・・・・。

お昼時を過ぎているのでしょうか。

だから見通し良く庭が見えるのでしょうか。

桃だという事も確認できるんですねえ。

番傘は、今では珍しいでしょうが、田舎料理屋にはふさわしいでしょうね。

娯楽小説作家:藤本英明 (大空まえる・明日香英麿・藤本楠庭)

絵本・探偵小説・時代小説・随筆・歌集・アダルト小説などを執筆しております。

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