原 阿佐緒 その二(湯浅先生)

土埃(ほこり)あがる春のちまたをくれなゐの帽子を被りゆく子供見ゆ


この歌は、子どもに対する気持ちを単純化してうたったもので、阿佐緒がアララギに移った初期の作品ですが、赤彦もさすがにくろうとの歌だといってほめたとのことです。


娯楽小説作家:藤本英明 (大空まえる・明日香英麿・藤本楠庭)

絵本・探偵小説・時代小説・随筆・歌集・アダルト小説などを執筆しております。

0コメント

  • 1000 / 1000