とぼしい情操なれど(僕なりの鑑賞)

雷雨(らいう)去りて雫のあらくおちやまぬ山毛欅(ぶな)の林に月さしそめぬ

                       山下陸奥


雷雨はやんだけれど、ブナの林には、まだ激しく降った名残の雫が落ち続けている。

それでも、もう月の光が差し始めた・・・・・。

娯楽小説作家:藤本英明 (大空まえる・明日香英麿・藤本楠庭)

絵本・探偵小説・時代小説・随筆・歌集・アダルト小説などを執筆しております。

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