とぼしい情操なれど(僕なりの鑑賞)

子を負ひて

雪の吹き入る停車場に

われ見送りし妻の眉かな

     石川啄木


子を背負いて、雪の降っている中を停車場まで見送りに来ている奥様。

停車場まで雪が吹き入るぐらいですから、きっと奥様の眉にも雪が乗っかっているのでしょうね・・・・・。

娯楽小説作家:藤本英明 (大空まえる・明日香英麿・藤本楠庭)

絵本・探偵小説・時代小説・随筆・歌集・アダルト小説などを執筆しております。

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