とぼしい情操なれど(僕なりの鑑賞)

平城(なら)山の歌


人恋ふは悲しきものと平城山にもとほり来つつ堪へ難かりき


いにしへも妻に恋ひつつ越えしとふ平城山の路に涙おとしぬ

                北見志保子



その昔、妻と離れざるを得ない、刑罰か、あるいは職務かで平城山越えを悲しんだ人がいたのでしょうか・・・・・。

それが平城山の故事として伝わっているのではないのでしょうか・・・・・。

娯楽小説作家:藤本英明 (大空まえる・明日香英麿・藤本楠庭)

絵本・探偵小説・時代小説・随筆・歌集・アダルト小説などを執筆しております。

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