とぼしい情操なれど(僕なりの鑑賞)

石(いわ)の間に泡なす水は泡のまま白木綿(しらゆふ)花と氷りけるかも

                      三井甲之



白木綿花(しらゆうばな)とは、波や水の白さのたとえとして用いられるのだそうです。

岩の間を流れている水が、泡となっているままに、凍り付いているんですねえ・・・・・。

娯楽小説作家:藤本英明 (大空まえる・明日香英麿・藤本楠庭)

絵本・探偵小説・時代小説・随筆・歌集・アダルト小説などを執筆しております。

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