とぼしい情操なれど(僕なりの鑑賞)

講堂の裏の庭木のさくら花上枝(ほつえ)はさやるその軒さきに

                 川田 順



さやる、というのは、どうやら、さわる、というぐらいのことでしょうか・・・・・。

講堂の裏庭の桜は、ひょっとしたら、今満開なのかもしれません・・・・・。

その枝先が、軒さきに触れている、といった微妙なところを詠まれたのではないのでしょうか・・・・・。

娯楽小説作家:藤本英明 (大空まえる・明日香英麿・藤本楠庭)

絵本・探偵小説・時代小説・随筆・歌集・アダルト小説などを執筆しております。

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