とぼしい情操なれど(僕なりの鑑賞)

こもり居の窓をあくれば蝶ひとつ檜垣(ひがき)に触れて白く過ぎつも

                    筏井嘉一



部屋にこもっていて、気分転換にでもと思って窓を開けられたのでしょうか・・・。

すると、庭の檜の垣根に触れるかの如く一羽の蝶が舞ってゆくんでしょうね・・・。

その蝶の白さが印象に残られたのではないのでしょうか・・・・・。

娯楽小説作家:藤本英明 (大空まえる・明日香英麿・藤本楠庭)

絵本・探偵小説・時代小説・随筆・歌集・アダルト小説などを執筆しております。

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