及ばずながらの鑑賞

春さむき梅の疎林(そりん)をゆく鶴のたかくあゆみて枝をくぐらず

              中村憲吉



春とはいえど未だ浅く・・・・・。

梅林も未だ蕾ばかり・・・・・。

そこを歩く鶴は・・・・・。

スラリと立った姿そのまま・・・・・。

清楚に気品高く歩いてゆくのです・・・・・。

おそらく作者のご覧になっていた時は、たまたま低い枝のないところを鶴は歩いていたのでしょう。

人生やり直し作家:大空まえる

絵本・探偵小説・時代小説・随筆・歌集などを執筆しています。

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