とぼしい情操なれど(僕なりの鑑賞)

清水へ祇園をよぎる桜月夜こよい逢ふ人みなうつくしき


ほととぎす嵯峨へは一里京へ三里水の清滝夜の明けやすき


ゆあがりを御風(みかぜ)めすなのわが上衣えんじむらさき人うつくしき


やわ肌のあつき血汐にふれも見でさびしからずや道を説く君

                与謝野晶子


四首目の歌などは、僕も同じようなところがあるので、ごもっともといったところでしょうか。

晶子先生のお歌は色っぽいところがいいんでしょうね。

娯楽小説作家:藤本英明 (大空まえる・明日香英麿・藤本楠庭)

絵本・探偵小説・時代小説・随筆・歌集・アダルト小説などを執筆しております。

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