とぼしい情操なれど(僕なりの鑑賞)

たのもしき病の熱よまぼろしに父を仄見て喚ばぬ日もなし

               山川登美子


たのもしくさえ思えるのでしょうか。

病の床で熱に侵されていることが・・・・・。

なぜなら、夢枕に父が立って、偲ばせてくれるから・・・・・。

よくは分かりませんが、このような解釈も成り立つのではないでしょうか。

娯楽小説作家:藤本英明 (大空まえる・明日香英麿・藤本楠庭)

絵本・探偵小説・時代小説・随筆・歌集・アダルト小説などを執筆しております。

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