とぼしい情操なれど(僕なりの鑑賞)

髪ながき少女とうまれしろ百合に額(ぬか)は伏せつつ君をこそ思へ


ひとすち”を千金に買ふ王もあれ七尺みどり秋のおち髪


またの世は魔神の右手(めて)の鞭うばひ美しき恋みながら打たむ

                  山川登美子


前の二首は、女の長く美しい黒髪を称えた歌でしょうか・・・・・。

三首目は、どうも世の中の素敵な恋をすべて妬んでいるようですが・・・・・。

娯楽小説作家:藤本英明 (大空まえる・明日香英麿・藤本楠庭)

絵本・探偵小説・時代小説・随筆・歌集・アダルト小説などを執筆しております。

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