とぼしい情操なれど(僕なりの鑑賞)

負ひて来し二升の米の尽きるころ欠けたる月は軒を照らしぬ

                 山下陸奥


背負ってきた二升の米も、もう尽きかけている・・・・・。

同じ様に欠けている月が、無情にも軒を照らしているではないか・・・・・。

娯楽小説作家:藤本英明 (大空まえる・明日香英麿・藤本楠庭)

絵本・探偵小説・時代小説・随筆・歌集・アダルト小説などを執筆しております。

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