とぼしい情操なれど(僕なりの鑑賞)

のぼり来し山のたひらにとんぼ飛ぶ谿にも山にも黄いろき日のひかり

                     片山広子


申し訳なかったのですが、この歌の情景が、まったくつかめませんでした。

自分の情操の乏しさが残念に思われるばかりです。

後で調べてみましたところ、登ってきた山の平らなところに無数のトンボが飛び交っている、それだけではない、谷にも山にも・・・・・。

それらのトンボの翅に反射した黄色い日の光が辺りを埋め尽くしている・・・・・。

といった情景なんだそうです。

娯楽小説作家:藤本英明 (大空まえる・明日香英麿・藤本楠庭)

絵本・探偵小説・時代小説・随筆・歌集・アダルト小説などを執筆しております。

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