とぼしい情操なれど(僕なりの鑑賞)

み濠の土手のひとすみあかあかと咲きつづきたる曼珠沙華(まんじゅしゃげ)の花


きんいろの日光すみて濠向う静けき土手の曼珠沙華の花


秋の風土手をわたればあかあかとひそかに揺るる曼珠沙華の花


天高く秋の風ふき濠の土手吾れに離れて曼珠沙華赤し

           歌集「屋上の土」から

            古泉 千樫



ただただ曼珠沙華の花に心を寄せておられることが偲ばれます・・・・・。

心うばわれるほど見事な曼珠沙華だったんでしょうね・・・・・。

娯楽小説作家:藤本英明 (大空まえる・明日香英麿・藤本楠庭)

絵本・探偵小説・時代小説・随筆・歌集・アダルト小説などを執筆しております。

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