とぼしい情操なれど(僕なりの鑑賞)

思はざるうるはしさ見る世にしあれや箱より出づるあまたの白桃(はくたう)


よき物は乏しくて足る余りにもあるに惜しまるあまたの白桃


白桃と呼ぶは足らはず天地(あめつち)のちからあひ合ひて成りたる木(こ)の実

            歌集「卓上の灯」より   窪田空穂



白桃は、たんなる白桃ではないんですねえ・・・・・。

育てる人の誠の結晶なのでしょうか・・・・・。

娯楽小説作家:藤本英明 (大空まえる・明日香英麿・藤本楠庭)

絵本・探偵小説・時代小説・随筆・歌集・アダルト小説などを執筆しております。

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