先生の鑑賞を参考にさせて頂いての鑑賞

青き瀬はここに真白き波となり這いあがり行くその青き瀬を

             窪田空穂



   先生の鑑賞

宇治川の水量の多い流れが傾斜して瀬をなし、その真青い水が砕けてかがやくように白く波立ち、いきおいよく流れ落ちてゆきます。

しかし、その落ちたところから、湧き立ちさわだって、そのまま今落ちてきた瀬の傾きの上に巻き返し、はげしい水泡の渦巻きとなってはいあがって行くのです。

それは、じっと見つめていると、いつまでもいつまでも、同じ姿をくりかえし、やむことなくつづいています。(以下略)



   僕なりの鑑賞

浅瀬だからでしょうか・・・・・。

青い水が白波となり・・・・・。

逆巻いている・・・・・。

娯楽小説作家:藤本英明 (大空まえる・明日香英麿・藤本楠庭)

絵本・探偵小説・時代小説・随筆・歌集・アダルト小説などを執筆しております。

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