先生の鑑賞を参考にさせて頂いての鑑賞
馬を見に行かなとせがむ児を抱き朝春寒むに霜をふみてし
原 阿佐緒
先生の鑑賞
阿佐緒は十六歳のころ美術学校にはいり日本画を学びましたが、二十一歳の時の一首の投稿歌が選者与謝野晶子の眼にとまり、爾来新詩社にはいって晶子の指導を受けることとなりました。
そのころから絵画の方からは次第に離れはじめ、後に斎藤茂吉の指導を仰ぐことになって、アララギ調を身につけてゆきました。(以下略)
僕なりの鑑賞
春といっても、まだ寒いんですねえ・・・・・。
朝まだ霜が降りている・・・・・。
そこを、むずがる児を抱いて歩いてゆく母心でしょうか・・・・・。
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