先生の鑑賞を参考にさせて頂いての鑑賞

わが病めば子のおとなしくなるなども寂しやあはれ相たよる身は

            原 阿佐緒



   先生の鑑賞

親ひとり子ひとりのかなしさを訴えています。

しかもそのなかには、わが子のしおらしさをいとしむ切々たる感情のあることが如実に感じられます。

いつもは母に甘えて、多少の腕白なふるまいもあるのでしょうが、その母が臥床につけば、ついおとなしくなってくる子のすがたに、片親で育っている子のいじらしさがしくしくと胸に迫ってくるのでしょう。



   僕なりの鑑賞

病床に臥せっている母親・・・・・。

母ひとり子ひとりゆえ・・・・・。

隣の人にでも看病してもらっているのでしょうか・・・・・。

そういう時には・・・・・。

やんちゃな子も・・・・・。

おとなしくなってしまう・・・・・。

そのいじらしさが・・・・・。

ふびんでもある・・・・・。

娯楽小説作家:藤本英明 (大空まえる・明日香英麿・藤本楠庭)

絵本・探偵小説・時代小説・随筆・歌集・アダルト小説などを執筆しております。

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