先生の鑑賞を参考にさせて頂いての鑑賞
城やぐら白くたかきに木枯の吹きすさびつつ夕づきにけり
ー--大阪城ー--
尾山篤三郎
先生の鑑賞
(前略)ここいちばんというようなところを、りきんで作ったというような感じは少しも見受けられません。
しかし、わたしどもが常日ごろ接するありきたりのことがらを、(四十五、六年も前にできた歌ではありますが)いささかの誇張もこだわりもなく、ごく自然に詠みおろしてあります。
それだけにそこに受け取られるものは、ことごとくわたしたち自身が、そのままじかに同じ状況を経験しているかのような感じです。
このことは、すらすらと流れるように、少しの無理もなく詠みおろされた歌のことばの使い方と、そのしらべからくるものだと思います。
一日中吹きすさぶ風にさらされている城の風景が、そのままに冬の一日のすがたを象徴しているといった感じをうけとることができ、この巧まぬ表現がとても好もしく思えます。
僕なりの鑑賞
白壁の城の櫓・・・・・。
木枯らしが吹いている・・・・・。
そうして夕べを迎えた・・・・・。
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