ファーブル昆虫記

NHKのBSでファーブル昆虫記を視聴いたしました。

昆虫の生態を映像化したもので、ファーブル昆虫記の内容に触れながら、ファーブル先生のご生涯にも触れながら、昆虫好きの先生方のご研究も交えて描かれたものでした。

ダーウィンの進化論では、それぞれの種において優勢な形態が現れた場合、それが生き残って遺伝してゆき、進化してゆくというものだったと記憶しているのですが、ファーブル先生は、それに疑問を抱かれ、それぞれの種は、それぞれの本能を受け継いできているものだと主張なさっておられるようなのです。

これは、いずれの先生方のおっしゃっておられるところも正しいのではないのでしょうか・・・・・。

生物は、それぞれの本能に基づいて生きていながら、捕食の形態にしましても、より優れたものが現れた場合には、優れたものへと進化して参っているのではないのでしょうか・・・・・。

いずれにいたしましても、研究をすることの素晴らしさが、全編を通して貫かれていたもののように思われました。

娯楽小説作家:藤本英明 (大空まえる・明日香英麿・藤本楠庭)

絵本・探偵小説・時代小説・随筆・歌集・アダルト小説などを執筆しております。

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