とぼしい情操なれど(僕なりの鑑賞)

うち霧(き)らしふれる毛雨(けさめ)のおのづからつつじの花の雫に滴(た)るも


丹(に)つつじの花のしづくに滴(た)るみればこの降る雨のひさしくありけむ


きり雨(さめ)の目にはとまらぬ丹つつじの花弁のしづくおのづからなる

                      臼井大翼



霧雨が赤いつつじの花のしずくとなってしたたっているさまが思われますね。

娯楽小説作家:藤本英明 (大空まえる・明日香英麿・藤本楠庭)

絵本・探偵小説・時代小説・随筆・歌集・アダルト小説などを執筆しております。

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