先生の鑑賞を参考にさせて頂いての鑑賞
見透しの田舎料理屋昼しづか桃咲く庭に番傘を干す
木下利玄
先生の鑑賞
(前略)田舎料理屋の昼のこととて、あたりには人一人見えません。
料理屋の主人さえも、若しかしたら、裏畑の畠仕事に出ていて留守になっていたかも知れません。
あたりは、あたかも、とろけるような春昼の静けさにひそまりかえっているのです。
桃の花の明るさと、番傘の日光をはじく色と、あたりの静けさとが、田舎料理屋という鄙びた感じと渾然となっているさまを、特殊の鮮明な印象としてまとめあげてある歌いぶりにはほとほと感心させられるものがあります。
僕なりの鑑賞
いかにも田舎の料理屋の昼どき・・・・・。
という感じですね・・・・・。
0コメント