先生の鑑賞を参考にさせて頂いての鑑賞
飛ぶ鳥の消えたる沖は蔭もちて片面(かたも)光れる夕の波のみ
上野夕穂
先生の鑑賞
(前略)この歌は、一字一句に珠玉をいたわるようにして、磨きをかけ息吹をこめて、いささかの無駄も許さず、作られていることがわかります。
そのときに受けた感動を、大切に大切に愛して歌の上に再現すべく心を凝らしていることが感じられます。
そして、作者の人柄の、まことにこまやかな、豊かな心情にまで触れさせていただけるように思います。
僕なりの鑑賞
鳥が飛んで行って見えなくなった沖・・・・・。
夕べの波の蔭っている面と光っている面の見えているのみ・・・・・。
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