先生の鑑賞を参考にさせて頂いての鑑賞

肩たたきかまどこほろぎみに来よとさそひたつる児にわれまけにけり

              水町京子



   先生の鑑賞

京子が何か自分の仕事に打ち込んでとりかかっていたときの歌だと思われます。

 幼児は、どこかでかまどこおろぎをみつけて、幼児特有の興味を抱きます。

自分一人で見ているということができなくて、「変なものがいるよ」とか、「ちょっと、ちょっと」とか言って、うるさく親に見せようと要求してきます。

「ねえ、ねえ」と親の肩をたたいてねだる幼児に、とうとう負けてしまって、自分の用事は措いて座を立つのです。(以下略)



   僕なりの鑑賞

忙しいのに子がせがむ・・・・・。

しょうがないなあ・・・・・。

といったところでしょうか・・・・・。

娯楽小説作家:藤本英明 (大空まえる・明日香英麿・藤本楠庭)

絵本・探偵小説・時代小説・随筆・歌集・アダルト小説などを執筆しております。

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