先生の鑑賞を参考にさせて頂いての鑑賞

袷(あわせ)着てなほ肌にしむ今朝の冷え空わたる鳥の数減りにけり

                森園天涙



   先生の鑑賞

(前略)あわせを着てもまだ少し肌寒さを感じさせるような秋もなかばすぎの頃、今までは数しげくみられた渡り鳥たちのすがたが、心なしか少し減ってきたように思われるのです。

冷え冷えとしてきた頃の、何がなしにまがなしさの感じられるようになった、秋深いときの人のこころが、歌の内奥にひそめられているのをしみじみと読みとることができるように思います。(以下略)



   僕なりの鑑賞

厚着しても・・・・・。

なお肌寒い今朝・・・・・。

渡り鳥の数も・・・・・。

少なくなってきたなあ・・・・・。

娯楽小説作家:藤本英明 (大空まえる・明日香英麿・藤本楠庭)

絵本・探偵小説・時代小説・随筆・歌集・アダルト小説などを執筆しております。

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